PISA型読解力の育成!!!!
活用型学力を鍛える
PISAとはOECD(経済協力開発機構)が行っている国際的な学力調査です。
PISAは特に読解力に関した調査(テスト)が多いという特徴があります。
連続的な文章(評論文・説明文・小説など)を読んで、その内容を正しく把握し理解するだけでなく、自分の意見を順序立てて述べる(主に書く)ことを要求しています。
また、非連続的な文章(表やグラフや図などの資料)を読み取り、何が示されているかを「推理」「推測」して解き明かす、という能力も求められています。
資料を読み取り、自分の考えを記述式で答える読解力と言ってよいでしょう。
従来の読解力は、小説や論説文を読み、著者の考えを正確に理解するだけでよかった。また、感想文もありましたが、あくまで読み手の感想なので自由に書いてよかった。
しかし、PISA型読解力は、必ずある「条件」のもとに自分の考えを記述するという能力を求めています。自分勝手に意見や感想を書くことはできません。示された文章や資料を理解し、それをもとに自分の考えを論理的に展開する能力は、今まで文部科学省が唱えていた「生きる力」に近いものがあります。 PISA型読解力は、知識と知識を推理しながら結びつけて、新しい知恵(考え)を生み出す能力ですから、多くの知識をを活用する、典型的な「活用型能力」といえます。




計算力を鍛える
暗算力をつけることにより
思考力が磨かれます
筆算は大事な計算方法ですが、そればかりに頼っていたら
工夫をする力が身に付きません。
例えば次の計算を暗算で行うと
35×14=35×2×7=70×7=490
742×5=742÷2×10=3710
12の平方数(=144)を知っていれば
24×12=2×12×12=2×144=288
という風に簡単に暗算で答えが出ます
これは単に答えを速く出すというだけでなく
このような計算の工夫を行うことにより、 暗記力・記憶力・思考力が鍛えられ、文章題を解く力にも繋がっていきます。
そして、数学において最も大切な物事の規則性・法則性に気づくことができるようになります。